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ジョージア州サバナ市にて



東京に8日間滞在の後一直線にジョージア州サバナ市に飛んできました。我が夫が研究会に出席しなければならない,家に帰る暇がない、まっすぐ行こうと言うではありませんか。で、私も同行。もう、倒れるかと思いました。

雨がザーザーと降っていた日本滞在最後の日に比べると、サバナ到着の日は、カッシ70度の湿度の高い、でも暖かくて気持のよい曇り空の日でした。

「よくぞ、いらっしゃいました」とばかりに、夫どもに同行してきた奥さん達に、街の見どころを説明する、市主催の朝食会あり。サバナ市の人口は、約150,000人、南北戦争の歴史について説明を簡単に受けました。まず、独立戦争後、イギリスなどから輸入される一流品は,サバナを通過していかなければならなかったので、贅沢品が手に入りやすかったことで、アメリカでは、もっとも栄えていた都市の一つであった時期もあったそうな。19世紀のことです。

スペイン、ポルトガル人などの移民も受け入れ、当時としては、珍しい国際都市として、発展していったとのこと。 「港だし、気候もよいから、日本なら、長崎だ」なんて思いながら、市から派遣されてきたインフォメーション センターのお嬢さん の話を聞いていました。独立戦争後は、温暖な気候だということもあって、綿花の栽培と輸出で栄えていったということにもうなずけます。 綿の産業を支えていたのは、プランテーションとよばれる大農園で安賃金の労働に耐えた奴隷達だったという歴史を忘れてはいけません。歴史のおさらいです。

ヴィクトリアン スタイルの家、骨董品の店、聖ヨハネ教会、世界で3番目に有名だという噴水のあるフォーサイス公園を見たらいいよ、レストランは…などのいろいろな説明を受けたオバはん達は、さあ、街へでようと意気ようよう。去年のニューオリンズで行われた研究会で、やはりご主人の腰巾着で来ていた,すっかり顔見知りになった奥さん達とグループを組み、オバはん 4人組は、まず、街を散策することにしました。午後3時からは,バスに乗って、黒人街に見学参加の申し込みも。

イギリス領土だけあって、骨董品店のティーカップなどは、うっとりするものばかりでした。私の胸を打ったのは、バスで行った黒人街見学、昔、黒人が奴隷として売られていたマーケット見学でした。私が小学校司書として働いていた頃、奴隷制度に反対するリンカーン大統領について、子ども達に説明する時に、見せた本の中にマーケットで売られていた奴隷の物悲しい顔つきを思いだしたのです。“White”,”Colored”と書かれた水飲み場やレストラン,洋服店のサインなども生徒達にじっくりと見てもらったものです。私達の学校には、ヒスパニック系の生徒達が多かったので、「カラーというのは、別に黒人だけではなかったのよ。アジア系の私、そして、ヒスパニック系のあなた達も、カラーと書かれた水飲み場で水を飲み、カラーと書かれたレストランで食べなければならなかったのよ」と歴史を説明したものです。

ガイドの説明によると、クイルト(パッチワーク)が黒人の間で栄えた一つの理由は、彼らは、字が読めなかったから、古い洋服を利用して、ちくちく縫いながら、絵で表現したとのこと。そして、もっと悲しく思ったのは、プランテーション時代の黒人の墓には、苗字が書かれていなかったことです。奴隷に苗字はいらないということでしょうか。アメリカの歴史、黒人の歴史—もっと覗いてみたくなりました。アメリカに住んでいるんだもんね。

IMG_0397.jpg
黒人の絵画を集めた美術館

マチ
労働に明け暮れた黒人の日々

テツ

南部の食事は味付けも甘いです。食後にも、ちゃんと大きなデザートをペロリの奥ちゃま。黒い地のケーキには,チョコレートが入っています。
街
鉄の門、塀のアートワークが素敵なヴィクトリアン風の家。かつて、地下室には,黒人のメイドさんが住んでいたとか。

噴水

世界的にも有名な噴水。噴水を囲んでいる鉄のアートワークにもうっとり。

harbor

温暖な気候、かつては、貿易で栄えた港町。長崎を彷彿させます。
輸入品のほとんどは、中国から。

tumb stones

黒人の墓には苗字が記されていません。アメリカの歴史を感じさせます。








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