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リチャード・ファインマンの好奇心ーその2

鍵をこじ開ける術をマスター

面白いと思ったら、やめられないリチャード・ファインマン
は、ロスアラモス研究所で働いていた時、どのファイル
キャビネットの鍵をも、こじあける術をマスターしてしまい
ました。戦争中でもあるし、原爆の作り方など、超秘密
の書類が入ったファイルが簡単にこじ開けられることに
恐れを抱き、ファイルの鍵についてを徹底的に学ぶこと
にしました。そして、どんな人がどのような数の組み
合わせを考えるかを解き明かしていきます。たとえば、
ある数学者ならπのナンバーをキャビネットのナンバー
として使うだろうなあ、とかです。

そして、こんな調子。Pi=3・14159・で試してみました。
だめ、開きませんでした。そこで、95-14-13.これもだめ。
まん中の数字、後ろの数字、前の数字をいろいろと入れ換え
てみます。もう一度考え直します。πでだめなら、eかな。
27-18-28、ビンゴ!開いた!という訳です.夫に聞くと
eとは、2.7182818284590452353602874713526
6249775724709369995...(超越数)とのこと。
このeは、数学、物理学、ファイナンスに使われるとか。
まあ、分かる方には、分かるんでしょうねえ。

こうした、数の遊びに才長けているファインマン氏が現在、
生きていたら、パス ワードを解読するなんて、お手の
ものでしょうね。「ハッカー、顔負けね」と夫に
言ったら、「ファインマンは、ノーベル賞を受賞した
物理学者なんだからね」と言われてしまった。そうだ、
そうだった。

マンハッタン計画、原爆製造については、戦争中でもあった
し、使命を達成するためにやったと、この本の中では
さらりと書いています。広島に与えた被害などについても、
後になって考えた、と言っています。ただBob Wilson
(ボブ ウイルソン)だけが、当初、
「とんでもないものを製造してしまった」と
戦争の終わりを喜ぶロスアラモス研究所
の同僚達の中で、ひとり沈みかえっていたそうです。

この本から私が学んだことは、好奇心に満ちた
物理学者がいつも「なぜだろうか?」と考え続ける
態度です。陽気で、物理学に関係なく面白い人。
アインシュタインが大学院生であったファインマン
の講演にくるとか、ハンス ベータ、オッペンハイマー、
ファーミイとか、私でも、名前を知っている物理学界の
お歴々が次々と登場するのも、Who's who in physics
という感じで、豪華絢爛です。

もう一度、じっくりと読み返してみようかな。だって、
犬と人間の臭覚を比べてみたり、逆立ちをして
おしっこをして、引力について、考えてみたり、
面白いこと、この上なし。英語で読んでいること
も忘れがち。勿論、物理の箇所は、
すっとばして読みました。
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問いを立てること

本当に面白そうです。私も物理はさっぱりですが。

与えられたことをこなすということも大事でしょうが、
自ら考えて行動するということを、わが子にも学んでほしいです。

英語で読んでみたいです。アマゾンでの評価もなかなかのもの。

音源もあるようですが、4000円もします。うーん。ほしいけど。本だけでがんばります。

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