スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

同時通訳の米原万里さんを読んで

アメリカに住んでいると日本の本を読むのに遅れをとってしまいます。
先日米原万里さんの『ガセネッタ&シモネッタ』という痛快なる
本に、やっと、めぐりあう機会がありました。
そのなかに比喩、慣用成句を訳すのが難しいとその例を
万里さんは、ユーモアたっぷりに書かれていたのですが、
久しぶりに言語関係のネタで、笑わせてもらいました。

英語でも日本語でもおなじみの比喩は沢山ありますね。
たとえば、

Too many cooks spoil the brothなら、「それっ」とばかりに
「船頭多くして船山に登る」が出ます。

ところが、「棚から牡丹餅」とか、「ほっぺたがおちる」
なんて出てきたら、そのまま訳さず、ジタバタせずに、
「予想外に幸運」、「とびきり美味しい」と
意訳する訓練が出来あがっていたそうです。
彼女はふんどしの話が好きらしく、
ソ連の経済政策のロシア語通訳で
「ベルトをきっちりと締めていかねばならない」を
「フンドシを締めてかからねば」と訳して、通訳ブース
からジロリとにらまれたりしたそうです。
楽しい方が亡くなってしまいましたね。

通訳という仕事は難しいですね。先日もアメリカで
日本女性の離婚の裁判の通訳が慣れていないせいか、
もたもたしていたら、「検事さんがね。。。」、
「えっ?けんじさんというのはどなたのお名前?」
とか、その間に裁判はどんどん進んでいって、
ヒヤヒヤなんていうことがあったそうです。

通訳が足りないからと言って、私に白羽の矢をたてないでね、
通訳なんて間違ったら大変と友人に頼み込んだ私。
でも「白羽の矢」というのも比喩ねえ〜。どう訳そうか?

スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

アメリカのおばちゃま

Author:アメリカのおばちゃま
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。