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「口パクゲーム」バラエティー

絵本の英語教室TWINKLE-KIDSの主宰者であり、フェリシモ幸せの学校の講師も務めるいとりんさんから、

バイリンガル育児を実践しているお嬢さん(小3)と、
口の動きだけで相手のいいたいことを読み取る遊び( 口パクゲーム)をにらめっこ風にやってみたけど、意外に難しい。という報告をいただきました。
(ブログ記事はこちら)
http://blog.livedoor.jp/tomomi0924/archives/52593399.html

いとりん家では、いきなり文章なんですね。それでも読みとれるのはすごい。さすがです。まぁお互いかなり英語がわかるからなのかもしれませんが。文章のほうがかえって分かりやすいともおっしゃっています。
小学校で試した時は単語のみのあてっこでした。6つぐらいの中から選べるようにして。それぐらいしか無理だと思っていました。
でも、文章でもできるのなら発話のきっかけにもなりそうです。
ということで、ちょっこと英語の分かる我が家のデニス君ならどうかしら?と実験してみました。

I love you. は、デニス、まるちゃんともにすぐに分かりました。

Thank you.もなんとか。そして、O.Kもバッチリ。(これらは、文章とは言えませんが)
しかし、それぐらいでした。

なんの選択肢もなく

I like milk.
Can I have it?
などと言ってみても、まったくわからない様子。(ジェスチャー、指さしもなしなので)
だめですね。唇だけでは分かりにくいようです。

それならと、レベルを下げ、

最近遊んでいるオンラインゲームサイトClub Penguinでよく使うフレーズ
It's fun.
Whare are you?
Let's go
Good bye
Whare’re you going?
の5つを書いたメモを見せそこからからの出題にしてみると、何度やっても全問正解しました。
選択肢がある時には口の形は参考にしてるようです。Let'sとWhereは、文が始まるときの口の形は明らかに違いますから。

あまり口の動き(形)が似てない文章の3択ぐらいからなら、ゲームの意味のわかる子なら誰にでもできそうです。

ゲームの意味のわからないまるちゃん(3歳)は、平気で間違って、間違っていても間違ってることさえ気がつきません。げらげら笑い転げてるので楽しそうですが、この口パクゲームをやる価値はなさそうです。
まるちゃんは単語の2択ぐらいからやってみようと思います。

さて、
いとりんさんの報告で気になることがあります。、かのりんちゃんの口の動きをいとりんさんが読み取るのが難しいということです。なぜなのでしょう。動きが速すぎるのでしょうか?
いとりんさんのお嬢さんは、無意識に普通に英語を話すことになれているので
声を出さずに意識してゆっくり口を動かそうとしてもその感覚がわからないのかもしれません。
単純に子どもの発音の仕方はかなり未熟であいまいなのかもしれません。
いとりんさん側の問題ではないように思うんです。

我が家のデニスもやってもらいましたが(選択肢がなければ)、単語だけならまだしも、3,4語文となると,1回だけでは、ほとんど言ってることがわかりませんでした。一部声を出してもらってやっとわかると言った感じでした。デニスの場合は、口の開け方が適当すぎるということも分かりました。デニス君はそれほど話せる子ではなく、発音も特別いいわけではないので、そうなるのだと思います。
デニス君にとっては、「口パク英会話」クイズは、口だけ動かす、音を加える、音をまた外す。そうしながらそれぞれの音を自分がきちんと出せているのかよくわかっていい練習になりました。

さて話はそれますが、

アメリカ人の友人宅で、多くの人が集まっていた時
友人親子が、表面的にはニコニコしていて場の雰囲気を壊さないようにしてるのに
チョコっと横を向き、

What's going on? ( どういうこと?どうなってるの?)
I don't know?      (知らんよ)
What am I supposed to say?(なんて言えばいいわけ?)
You understand Japanese. (日本語わかるの自分でしょ)

ってなことを表情と唇の動きだけで会話してるのを見たことがあります。
口だけでなくジェスチャーなども軽くはいっていて、I don't knowなんてほとんど口は動いてなかったかもしれません。

ネイティブの方の話す様子を見てると、唇はほとんど動かず発音してる感じで、その代わり手や体やまゆ毛は激しく動くのが気になります。


口パクでも表情をつければ、伝わる確率は高くなります。
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「てのひら文字書きあてっこ」

英語育児実践中の「さくらさん」が、お子さんとのひとこまを報告してくれました。
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先生、初めまして
さくらと申します
先生の著書「アメリカの小学校ではこうやって英語を教えている」を読ませていただきました
そちらに書かれていたヘレンケラーの真似をする言葉の当てっこがうちの娘の大のお気に入りです
手に書いた文字は印象深く覚えやすいようですし、そこからつながる言葉も読みやすくなるように感じました
普段の遊びから読みにつなげていく方法、とても参考になります
又次の著書のご準備も進められているとのこと
本当に楽しみにしています


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「アメリカの小学校ではこうやって英語を教えている」は読んだけど、ヘレンケラーごっこってなぁに?
と思われた方。私も同じです。

アメリカの小学校ではこうやって英語を教えている―英語が話せない子どものための英語習得プログラムライミング編アメリカの小学校ではこうやって英語を教えている―英語が話せない子どものための英語習得プログラムライミング編
(2008/10/01)
リーパー すみ子

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P102に書いてあるようです。

背中に書いて、または空中に書いてその文字を当てるというようなことは英語教室や小学校ののレッスンにもよくやりますね。

ヘレンケラーを読んだ後に「てのひら文字書きあてっこ」はお話を理解するうえでも役に立ちそうですが、単純に手に書くことが小さい子にもうけそうです。難しかったらアルファベットを当てるだけでもいいかもしれませんね。

P102の後半に書いてある口をあけてる様子(開け方)を見てどの音をいってるかを当てるのはやってみましたが、
問題を出す方も正しい口の形を作らなければならないのでかなり難しかったです。息遣いをジェスチャーでというのは
やろうとしてもやり方がわかりませんでした。なにも制限のないところで当てるのは結構難しぃー。

そこでそれをもっと簡単にして試しています。
【口パクゲーム】
最初に、big small long short hot coldなど一つのテーマでいくつかの単語を挙げておき、いったんチャンツなどを使って練習。そのあとのアクティビティーとして、声を出さずに、単語を発音して見せ、口の形だけで何をいったか当てる。そのようなゲームを小学校でも取り入れています。口の形を読み取って答えをいうということで発話させようとしてやってるわけです。ただリピートさせるより声が出ます。

さくらさん、報告ありがとうございました。口パクも試してみてくださいね。



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